【答】
順を追って見ていきましょう。
(1)総会前の準備
(ア)総会出席者の把握 出席票、委任状、書面決議書を確認し、出席者、委任状提出者、無回答の人数確認を行います。 総会の2日前には、出欠状況を把握し、総会成立数に達していない場合は、無回答者の出欠確認を行います。 (イ)会場の準備 予定の出席者数にあわせ会場の設営を行います。
(2)総会の進め方
(ア)開会宣言…(イ)総会成立の確認(本人出席者・委任状出席者の数を発表)…(ウ)議長の選出…(エ)書記及び議事録作成理事の選出…(オ)各議案の審議…(カ)閉会宣言
(3)通常総会前後の諸手続き
通常総会の招集は、議案を示すだけでなく、決算関係書類、事業報告書及び監査報告を併せて組合員に提供します。 また、監事は、組合から決算関係書類(業務監査権限を有する監事は事業報告書を含む。)を提供されてから原則4週間を経過した日までに監査報告を行う義務が課されています。更に組合は、通常総会の2週間前までに、決算関係書類、事業報告書を事務所に備えおくことが義務とされています。
(留意点)監事の意思として監査期間に該当する4週間を短縮することは全く問題ない。 なお、決算関係書類の作成から、監査、理事会の開催、通常総会の招集並びに開催までのフローは右記のとおりです。
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