大原の朝市

毎月3と8がつく日に大原八幡神社において開かれます。朝から昼頃まで。

朝市の風景◇朝市のはじまり

朝市が初めて開かれたのは江戸初期からであるという。「寛永元丑(1624年)十三ケ村連印市場交易願翌九月許可」という記録があり、また、地域周辺の十か村の庄屋や名主総代が相談の上、連署して役所に願いで文化3年(1806年)の正月から行われたという説もある。朝市はこの時から交易の場になり、地域住民に支えられ、波乱に満ちた江戸未期のきびしい歴史の中も続いてきた。明治7年7月に、当時大原の戸長(町村長)であった、梶勝五郎氏や副戸長の矢野竹次郎氏らが奔走し、海岸線に近い御宿・浪花・東・長者・東梅などの各戸長の賛同を得ると同時に千葉県知事から許可されて、待望の公設市場が誕生し、基礎が確朝市立した。大原に明治32年(1899年)に私鉄「房総鉄道」が開設されるまでは、物資の輸送は駄馬や荷車によって遠く長生郡高根本郷村(現長生村)をはじめ遠隔地より野菜・苗木が運ばれていた。数百頭の駄馬が市場附近に集まり、いななきが絶えなかったということで、鉄道のなかったころの朝市が活気に満ち賑わっていたことがうかがえる。昭和16年12月太平洋 戦争が始まると、大原の上空にも敵機が飛来するような深刻な事態になり、やむなく二年後の18年には朝市を中断することになった。終戦後の20年12月には関係者の尽力によって朝市はいち早く再開された。市場は古くから現在の中央商店街通りの北町・仲町・南町に、順次日を定めて開かれていたが、交通事情の悪化や事故防止などの事情から、現在行われている大原八幡神社の境内に移された。◇現在の朝市昔から「六斉市」(月に六回日をきめて開く市)として三と八の日に開かれる大原の朝市は、地元住民の台所と直結する存在であり、住民に活力と潤いを与える場でもある。四季おりおりの新鮮な食料品や日用品が陳列され、これを買い求める主婦らで活気づく。住民の暮らしに根をおろした朝市は、大原の風物詩であり、このごろ都市化の波で風物が少なくなっていく析りに、歴史の古いこの朝市を郷土の風物詩として永く続いてもらいたいものである。


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