電気火災事故を防ぐために感震ブレーカーの取り付けをおすすめします

大地震発生後の電気火災の発火源の過半数は電気が原因です!

電気発生原因

大地震災害発生時には二次災害として電気火災が発生する場合があります。

原因の多くは停電から電気が復旧したことによるものです。

電気火災を防ぐためには避難する前に電化製品をコンセントから抜き、分電盤のブレーカーをOFFにして電気を遮断することが大事です。

しかし、緊急時は命を守るため避難することを最優先にする必要があります。

そこで、電気復旧後の火災を防ぐため感震ブレーカーを取り付けることをおすすめします。

 

 

電気火災を防ぐ感震ブレーカーのしくみ

感震ブレーカーしくみ
感震ブレーカーとは大地震発生時に設定値以上の揺れを感知すると、ブレーカーやコンセントの電気供給を遮断することができる自動遮断器です。

感震ブレーカー(分電盤タイプ)は地震を感知すると警報を発し、3分が経過すると主幹漏電ブレーカーを自動遮断します。

電気が遮断されるまでの時間的猶予を使って、照明を確保したり、避難することができます。

地震感知後、3分以内に停電が発生した場合は、復電直後に主幹漏電ブレーカーを自動遮断します。

電気器具が倒れていないか等の安全を確認してから通電することにより、通電火災を防ぐことができます。

 

 

主な感震ブレーカーの種類

分電盤タイプ(内臓型)

分電盤タイプ(内臓型)

分電盤に内蔵した感震センサーが地震を感知し、主幹漏電ブレーカーを切って電気を止めます

電気工事が必要です

 

 

分電盤タイプ(後付型)

分電盤タイプ(後付型)

既設の主幹漏電ブレーカーに感震センサーを接続するタイプで、内臓型同様、主幹漏電ブレーカーを切って電気を止めます

電気工事が必要です
※既設の分電盤近辺のスペースや主幹漏電ブレーカーの種類によっては、後付けができない場合があります

 

 

コンセントタイプ

コンセントタイプ

コンセントに内蔵した感震センサーが揺れを感知し、当該コンセントからの電気を止めます

電気工事が必要なタイプと不要のタイプがあります

 

 

簡易タイプ

簡易タイプ

揺れによるおもりの落下やバネの作動等により、主幹漏電ブレーカーを切って電気を止めます

電気工事が不要です

 

 

感震ブレーカー設置の留意点

感震ブレーカーの設置に際しては、急に電気が止まっても困らない対策が必要です。

地震時の停電への備え

  1. 家庭用医療用機器を設置している場合等において、停電に対処できるバッテリー等を備えること。
  2. 夜間に避難が必要となった場合の照明確保のために、各家庭内の就寝室から玄関・避難口までの必要な場所に停電時に作動する足元灯や懐中電灯などの照明器具を常備すること。集合住宅における非常灯やオートロック等の電源については原則として感震ブレーカーによる電源遮断の対象外となるよう留意すること。
  3. 停電していても情報の入手を可能とする方法として、テレビ以外にもラジオ等を常備すること。

※大規模地震時の電気火災の発生抑制に関する検討会(内閣府)
「大規模地震時の電気火災抑制策の方向性について<報告>」(平成30年3月)より抜粋

 

感震ブレーカー設置のご相談

電気工事を伴うものについては柏住宅電気工事センターへお問い合わせください。

電気工事を伴わないものはお近くの防災用品等を取り扱うお店へお問い合わせください。