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チャレンジ組合ちば 2020.10  八街駅南口商店街振興組合

テーマ : 三方よしの「まちゼミ」事業の導入

補助事業名 令和元年度連携組織活性化研究会
対象組合等 八街駅南口商店街振興組合
  ▼組合データ
  理事長 須藤 勉
  住 所 千葉県八街市八街237
  設 立 平成14年4月
  業 種 小売業、飲食店の異業種
  組合員 60人
担当部署 千葉県中小企業団体中央会 商業連携支援部(℡ 043-306-3284)
専門家 岡崎まちゼミの会 代表 松井 洋一郎

背景と目的

 八街市の八街駅南口、八街駅南口商店街振興組合では平成三十年度千葉県商店街振興組合連合会計画策定促進事業にて、個店の繁盛と商店街の活性化を目指した取り組みとして行われている「まちゼミ」の導入事業を行いました。目的は、個店の強化につなげる事、そして商店街として持続可能な発展が期待される事から開催に向かいました。令和元年度連携組織活性化研究会事業では、最終事前研修と事業実施、効果的に事業を継続される為の結果検証会を実施しました。

事業の活動内容

① 個社強化につながる取り組みをブラッシュアップ

 直前研修においては、まちゼミ実施事業者が参加され、地元商工会議所の職員も同席いただきました。①まちゼミを通じての個店活性化方法、②広報強化方法、③受付などの留意点、④当日の進行方法、⑤アンケートやデータの分析方法、⑥クレームやトラブルにおける留意点、以上を協議しながら実施に向け理解を高めました。意見交換においての場では互いの講座への理解を強め、各店舗から他店への前向きなアドバイスも有り有効的な研修となりました。


② 事業を振り返り、今後に向けての意見交換を行う結果検証会

 八街駅南口商店街振興組合のまちゼミは2019年7月1日~31日の1月間の開催であり、22講座にて101名の受講者がありました。女性が90%、50代、60代、70代が中心層でした。折込チラシを見て参加された受講者がもっとも多く、次は知人に誘われて参加された方となりました。次回実施してほしい講座としてはグルメや健康といったテーマに興味を寄せる方く、美容や手芸に興味を持つ方も多い結果となりました。結果検証会での意見交換では、各店舗から実施したうえで良かった点や、改善点の発表を行いました。良かった点としての発表は〝初めての方のご来店があった〟〝喜んで貰えた〟〝自身も改めて勉強になった〟などの意見があり。改善点としては、〝集客に苦戦した〟〝もっと準備すれば良かった〟など次回開催への意欲が高まる回答が多かったといえます。また次回実施したい内容なども語り、互いに事業者同士で啓発する雰囲気も有り、八街駅南口商店街振興組合メンバーの意欲的な一面を感じる事ができる検証会であったといえます。

③ 結果検証会での全体における考察

 八街駅南口商店街振興組合のまちゼミ全体での成果としては、全国のデータをもとに検証を行いました。
 参加者数101人においては、特段多くの人数が参加した訳ではありませんでしたが質が高い結果となりました。八街では初めての事業であり、知名度がまだ低い事を考えれば次回に期待できる数値であったと言えます。受講者の大満足度は71%、満足度は27%と合わせて98%の方の満足は次回への受講者増加へしっかり繋がる数値であるといえます。またクレールやトラブルも無く、受講者である市民の今後の口コミに期待は高まります。また注目すべき点としては、アンケートある商店街の利用頻度であり、ほぼ毎日と週に1~2度の利用者は55%であるが、45%の受講者が普段は利用していない層でありました。この普段あまり利用の無い方々に対して満足度98%を感じていただいた事は大きいです。まちゼミとしてしっかり店主とコミュニケーションが取れ、実店舗に入ってもらった経験を作れたことは次回来店に弾みがつくといえます。全体のアンケートデータでは、性別、年代別に対しての来店希望時間や曜日設定も記入して貰っており、効果的な販売促進が期待されます。課題としては、広報においての強化が必要であり、57%が折込チラシからの参加、家族や知人が27%でありました。他のネット、お店からの紹介は5%以下であり、今後特にSNSを中心としたネットでのPRと、店舗から他店舗を紹介するお店同士のPRの強化が期待されます。

今後の事業展開・展望

 まちゼミ事業そのものを実施する事は目的ではなく、あくまでも手段です。商店街活性化においては、市民に必要とされ続ける店舗の集積が必要であり、個店の成長を促進する担いと、個店と個店、市民と個店、市民同士を商店街で繋げる効果が期待されます。
 最後に、コロナの影響が地域経済に大きく影響しています。まちゼミ事業は、そもそも多くの人数を一堂に集めたりすね一過性のイベントでは無い事と、コロナ禍でも新たな感染予防策をしっかり対応することが出来ます。また新たにオンラインまちゼミの実施など、個店と地域活性化に向かう事ができます。現在千葉県内では21地域にてまちゼミ事業が開催されていますが、今後益々ネットワークを進め各地での取り組みが加速する事を期待しています。

(岡崎まちゼミの会 代表 松井洋一郎)


『中小企業ちば』令和2年10月号に掲載 (※内容・データ等は掲載時の物です)

 

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