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連携組織の活性化・共同事業等に意欲的に取り組んでいる県内の組合事例のご紹介


テーマ : 組合員の新たな海外販路開拓のための組合ブランド構築について
補助事業名 平成24年度連携組織活性化研究会
対象組合等 千葉県貿易協同組合
  ▼組合データ
  理事長 越部 円
  住 所 千葉市美浜区中瀬2-6-1WBG マリブイースト23 階
  設 立 昭和35 年2 月
  業 種 異業種グループ
  会 員 50人(平成25年12月現在)
担当部署 千葉県中小企業団体中央会 工業連携支援部( 043-306-2427)
専門家 有限会社バリュー・コンサルティング 代表取締役 安藤孝(中小企業診断士)
 
背景と目的

 

@千葉県貿易協同組合の概要
 千葉県貿易協同組合は昭和35年に設立された県下唯一の貿易関連団体である。組合員数は約50社であり、主な事業として、貿易振興事業(講演会開催、各種見本市・展示会への参加、取引斡旋事業等)を通して千葉県貿易の振興に寄与すると共に、経営強化事業(貿易実務講座、海外視察事業等)、教育・福利厚生事業等を通して組合員の経営力強化を図っている。
 また、当組合の特徴として、成田空港内に直営の2店舗を保有し、共同販売事業を行っている点がある。この店舗の売上高は年間約2億円であり、組合の大きな財務基盤となっている。 


A研究会の背景と目的
 近年の組合を取り巻く経営環境は、リーマンショックや東日本大震災、また羽田空港の国際化の影響等により、直営店舗の売上高減少の影響が出始めている。
このような経営環境の中で、平成22年度より「成田ブランド研究会」を立ち上げ、組合員企業の更なる海外展開の可能性を探ってきた。この結果、組合ブランドを明確にして広く普及させることが組合員の海外展開に寄与する、との結論に達した。
 この結論を元に今回の研究会では次の二つの目的を設定した。
 ・ 組合のブランド構築により、組合員の新たな海外販路開拓に
   つなげるための戦略策定を行う。
 ・ 今後の組合活動を見据えて平成25年度の中小企業海外展開支
   援事業補助金(JAPANブランド育成支援事業)を獲得する。

事業の活動内容


@研究会の実施内容
 研究会は目的に対応して、組合ブランド戦略策定の検討を行い、その検討結果を元にJAPANブランド育成支援申請のための準備を行った。
 研究会は、組合役職員を中心としたメンバーで2回開催された。
 第一回研究会では中央会よりJAPANブランドの概要説明及び専門家よりブランド戦略に関する講演が行われた。その後、活発な討議を行い、ブランド戦略の方向性が決定した。
・ 当組合は異業種の組合員で構成されているため、組合ブランドの中に、複数の商品カテゴリーを持つものとする。
・ ブランド名は従来から使用され組合員に馴染みのある「COTCA(Chiba OverseasTrade Co-op Association)コトカ」とする。
 第一回研究会の結論に基づき、組合役員、組合事務局、中央会、専門家等によりブランド戦略のとりまとめと、JAPANブランド育成支援事業の申請書の作成準備が進められた。
 第二回研究会では申請書の概要について討議を行い、次の事項を決定した。
・ プロジェクト名称は「『COTCAブランド』創造プロジェクト」とする。
・ 複数の商品群を単一ブランドで構成する。商品群のカテゴリーは当面、食品、民工芸品、工業用品、技術の四つとする。
・ 主な事業計画は@ブランド確立のために勉強会実施、ロゴの作成A海外市場調査のために展示会調査、とする
 第二回研究会の結論を元に、組合事務局を中心に申請書作成を行い、平成25年5月22日に採択の通知を得た。


AJAPANブランド育成支援事業の概要
 JAPANブランド育成支援事業は、海外販路開拓につなげるために中小企業が協働して行う戦略策定や商品開発・海外展示会出展等を支援する事業である。平成16年から開始され、平成24年5月時点で272件が採択されている。
 この事業は、@戦略策定段階への支援、Aブランド確立段階への支援(3年間)の二つの支援があり、@を経て可能性のあるものがAに進めるようになっている。
 今回、当組合が申請・採択された事業は戦略策定段階への支援であり、補助金は200万円である。

 

B「COTCAブランド」
 前述したように、当組合は異業種の組合であり、組合員は多様な商品を販売している。この強みを生かすために、COTCAブランドは組合員企業の商品・サービスの内容を整理することにより、4つのカテゴリーで構成する複合ブランド戦略をとることとした。カテゴリー別の主な商品及び参加企業数は次の通りである。
・食品カテゴリー:わさび落花生、伊勢海老煎餅等4社 
・民工芸品:千葉県に因んだこけし、人形や和装飾り物等等6社
・工業用品カテゴリー:包丁、医療品等4社
・技術カテゴリー:建築等4社
これにより、個々の企業の優れた商品を組合として統一ブランドで販売することができ、新たな販売拡大につなげることが期待できる。

事業の成果


 今回の研究会の成果は何と言ってもJAPANブランドの採択を得たことである。これによって当組合のブランド戦略の遂行がJAPANブランド育成支援事業のステップに沿った形で推進できる点が大きな成果である。
 また、COTCAブランドのロゴシールのついた商品を成田空港店舗で販売でき、ブランド普及や販売拡大に利用できる。
 更にブランド認知度が高まれば、海外に販路を求める中小企業からの組合加入が増加する可能性もある。また将来、組合員企業が連携して新商品を開発し、COTCAブランドで販売することも考えられる。

今後の事業展開・展望


@本年度の活動
 今回の研究会を通して、JAPANブランド育成支援事業の採択を得た結果、平成25年度では戦略策定事業を行うことができる。 
 既に、平成25年10月にはバンコクにおけるジェトロアセアンキャラバンの展示会調査等の市場調査を実施している。
 また、平成26年2月にフランクフルト アンビエンテにおいて展示会調査等、欧州における市場調査を行う予定である。
 これらの市場調査と並行して、ブランドロゴの製作、ロゴシールの作成等を行っている。


A平成26年以降の展開
 JAPANブランド育成支援事業の第二ステップとして「ブランド確立支援」を3年間に亙って実施することができる。この支援により共同製品開発、展示会への出店、ブランド管理体制の整備等、更に具体的な組合員の海外販路開拓に寄与することが期待できる。(安藤 孝)


『中小企業ちば』平成26年1月号に掲載 (※内容・データ等は掲載時の物です)
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